【体験談】特別区経験者採用「1次試験」の受験体験記

どうも、公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityの奥田です!

私が指導した教え子(新宿区内定)から、特別区経験者採用試験を受験したときの体験談について情報提供をいただきました。

この方が受験したのは1級職(係員の業務を行う職)ですが、2級職(主任)や3級職(係長級)を目指す受験生にも参考になるはずです。

なお、この方以外にも、下記のnoteでは特別区経験者採用の合格者体験談を豊富に掲載しています。

受験生からの報告(体験談)

試験当日の流れ

①~9:30

会場は東急田園都市線:三軒茶屋駅が最寄りの昭和女子大学(昨年の会場は東京メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅が最寄りの拓殖大学)です。

9:30までに教室に入っていなければならないとのことで、余裕をもって8:50には大学の正門に到着していました。

到着するとまだ開門しておらず、周辺は受験生で大混雑していました。

9:00に開門となり、受験生がドッと大学になだれ込みます。

受験番号ごとに受験する棟が割り振られており、私は8号館に向かいました。

棟のエントランス前では受験票のチェックが行われていて、少し待つことに

チェックが済んだので教室に向かいました。 5階の教室に9:15ぐらいに到着。

②9:30~

試験監督2人が入ってきて、事前説明と問題・解答用紙配布、受験番号等の記入時間となりました。

ここで受験票の写真添付をする側は回収されます。

③10:00~11:30 職務経験者論文試験

いよいよ試験開始。

テーマは、

「仕事の優先順位について、あなたのこれまでの職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて採用区分における立場として論じてください」

というもの。

「あなたのこれまでの職務経験を簡潔に述べてから」

という部分は例年どおりでしたが、

「採用区分における立場として」

という言葉は過去問にはありませんでした。

傾向が変わったのか?と少しだけ焦る。

時間ぎりぎりまで書き続けて、1300字くらいでなんとかフィニッシュ。

④11:30~12:45 昼休憩

飲食は教室内でするように指示がありました。

私も教室内で軽食を摂ることに。

他の受験生は、寝てる人もいれば、時事対策の本で最終チェックをしてる人もいました。

⑤12:45~14:30 教養試験

問題の難易度は高くないのですが、数的処理と文章理解は時間が足りずに苦戦。

時事問題は、6問中3問は知っているトピックだったので、なんとかなりました。

ただ、「ハンセン病」「チバニアン」「高輪ゲートウェイ駅」はあまり知らないトピックだったので、常識と勘で解くことに(笑)

⑥14:30~14:50 受験カード記入

申込時の登録情報や、結果を通知する住所等に変更があるかどうかの確認でした。

とくに問題がなければ、カード右上に〇印を書くだけ。

住所変更があった人は、別の資料を渡されて、新しい住所を書いている様子でした。

その後すぐに課題式論文試験の事前説明と問題・解答用紙の配布が行われるとのことで、

「この時間中に御手洗いに行って頂いても構いませんが、早目に教室に戻ってください」

と指示がありました。

⑦15:10~16:40 課題式論文試験

テーマは、

「1 住民意識の多様化と自治体職員の役割について」

「2 若者の区政参加と地域の活性化について」

でした。

私は「2」のほうを選択。

地域活性化自体はテーマとして予想していたのですが、実際に書き始めると思った以上に時間がかかりました。

結局、時間ぎりぎりでなんとか書き終わる形に。

字数は1300字くらいだったと思います。

受験を終えての感想

・大学周辺のコンビニから、おにぎりやサンドイッチなどが消えていました。恐らく、経験者採用の受験生がたくさん買ったのでしょう。昼食は現地に着く前に買っておいたほうがいいと思います。

・教養試験の問題は全体的に易しめでした。きちんと勉強をしてきた人なら、数的処理も文章理解も、手も足も出ないということにはならないと思います。

・時事問題は満点を狙うのは難しいと感じました。最低でも半分は取る、ぐらいの気持ちが現実的かもしれません。

・職務経験者論文も課題式論文も、とにかく時間が足りませんでした。どちらも事前に準備をしていったのですが、それでもぎりぎりで書き終えることになってしまいました。時間に余裕をもって完成度の高い論文を書くためには、模範答案などを参考にして、あらかじめ必要な知識のインプットをしておくべきと思います。また、様々なテーマを想定して構成を練っておかないと絶対に書き終わらないと感じました。

・来年受験を控えている人には、論文対策を早めにやることをおすすめします。他の試験ではどうかわかりませんが、特別区の経験者採用試験では、一番差がつくのは論文だと思います。教養試験は、独学で十分に対応可能ですし、高得点が求められる試験でもありません。論文試験において1時間30分で1200字以上書くのは想像以上にしんどいです。とくに、一番最後の課題式論文を書くころには疲れもたまっています。問題用紙を見て、ゼロから内容を考えるだけの余裕はまず残っていません。過去に出題されたテーマには目を通して、あらかじめ自分なりの答案を作っておかないと厳しいでしょう。

受験生からの報告は以上となります。

これが少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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この記事の筆者
奥田恭央

【職業】Gravity代表(特別区経験者採用に断トツの合格実績!)/【職歴】元TAC講師・元 公務員(海上保安庁→内閣情報調査室→武蔵村山市役所→中野区役所)

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