【筒井】
今回は、いよいよ2級職の面接が近づいてきたということで、2級職の面接に向けた心構えをテーマにお届けします。
解説していただくのは、特別区経験者採用の2級職と神奈川県庁の中途採用にダブル合格した、Gravityの「ホトケ」こと佐藤一平先生です。
佐藤先生には、2級職の面接で大事になる心構えを「4つの型」としてご紹介いただきます。
👇YouTubeでの解説は画像をクリック👇
1つ目の型|身だしなみに気を配る


【佐藤】
1つ目に挙げたということは、やはり一番大事だということですね。
2級職で受験される皆さんは、面接試験を受けるのが新卒のとき以来、大卒程度の試験のとき以来という方が結構いらっしゃると思います。
民間の方も、現役公務員の方も同じです。
身だしなみについては、そのときと同じ感覚ではダメです。
なぜかというと、2級職の試験の方が、明らかに個人差が出るからです。
大学生の頃の試験では、皆さんにはユニフォームがありましたよね。
簡単に言うと、リクルートスーツや就活カットといったものがあり、良い意味でビジュアルのレベルが平準化、均質化される傾向があったと思います。
それに対して2級職の試験では、皆さんリクルートスーツは着なかったりすると思うんです。
そうなると、よく言えば個性が出てきますが、リスクとしては、ビジュアル面、身だしなみの面で差がついてしまうことがあります。
実際に試験会場を見渡してみても、皆さん忙しく、仕事もいろいろ任されているでしょうし、家庭もあります。
その中で、身だしなみまでちゃんと手が回った人と、どうしても手が回らなかった人の差が見えるんです。
これで差がついてしまうのは、非常にもったいないことです。
ですから、身だしなみには絶対に気をつけてほしいと思っています。
服のしわをしっかり正して、靴はピカピカに、髪の毛もきれいに整えて、身を清めて試験会場に向かってほしいと思います。
【筒井】
ありがとうございます。
Gravityのこれまでの動画でも触れましたが、やはり見た目はすごく重要な気がします。
それでも意外なほど見過ごされがちなので、身だしなみはしっかりした方がいいと思います。
以前、奥田先生と面接会場へ受講生の応援に行ったことがあるんです。
Gravityの受講生がたくさん面接を受けていますので。
入り口にいると、ちゃんとした格好の人もいれば、そうでない人もいるな、という感じでした。
その中の1人が、真っ青なスーツを着ていたんです。
しかもスーツのパンツの丈が短くて、靴下を履いておらず、ポシェットを斜めがけにしていました。
こんな人もいるんだと結構驚いたのですが、おっしゃる通り本当にまちまちなので、この辺りはすごく気をつけてほしいと思います。
2つ目の型|謙虚さを忘れない


【佐藤】
逆の言葉で言えば、傲慢にならないようにということです。
これを読んでくださっている勉強熱心な皆さんは大丈夫だと思いますが、大事なことなのでお伝えさせてください。
皆さんはキャリアがあるからこそ、そこをアピールしたいという気持ちになる部分もあると思います。
ただ、アピールは面接の回答の中身で自然に伝わっていきますから、ふんぞり返ったような態度は取らないようにしてほしいと思います。
「ふんぞり返った態度はしないよ」と思われた方、安心してください。大丈夫です。
ただ、もう1つ気をつけなければいけないと思っているところがあります。
それは、無表情にも気をつけてくださいということです。
2級職くらいキャリアのある方になると、無表情でも無意識に威圧感を与えてしまったり、取り付く島のない感じ、偉ぶっている感じが出てしまったりするときがあるんです。
悩ましいのは、皆さんにはまったくそういう気持ちがなく、緊張しているから無表情になっているということもありますよね。
それでも、無表情であることで傲慢に見える、謙虚じゃないと見えてしまうのはもったいないです。
表情豊かに、もっと簡単に言うと、笑顔を見せていくといいと思います。
面接試験ですから、ずっと笑顔でいるのはそれはそれで変な気もしますし、シリアスな場面もあると思います。
ですが、せめてワンポイント、最初の挨拶や名乗りのときくらいは、「よろしくお願いします。佐藤一平です」とニコッとする。
これだけでも第一印象はまったく違いますので、意識してほしいと思います。
【筒井】
おっしゃるとおりです。
別の回で謙虚さについての動画を出すくらい、やはり重要なものだと思います。
Gravityで公開している合格者との対談動画や、佐藤先生にご出演いただいている動画を見ていただいてもわかると思いますが、2級職で受かっている方は皆さんとても腰が低いです。
謙虚さの重要性を改めて感じるところです。

【筒井】
ということは、佐藤先生を見習って、謙虚な姿勢で挑んだ方がいいということですね。

【筒井】
自分で言わなくていいですよ。こちらできちんと言いますから。
3つ目の型|事例問題では回答を端的にする


事例問題については、すでに事例問題の体験談を語った動画でご案内しています。
まだご覧になっていない方は、まだ間に合いますので、ぜひご覧ください。
そこでお伝えしきれなかったことを、最終の注意点として1点だけお伝えします。
事例問題では、普通の面接試験よりも回答が長くなりすぎる人が多いと私は思っています。
どうしてもそうなりやすいんです。
目の前の事例問題にはたっぷり文章が載っていますから、まずそれに圧倒されると思います。
読んでいると、「これにも答えよう」「これにも答えよう」と自分の中にいろいろな答えが溜まっていきますが、それをいっぺんに伝えようとしてはダメです。
2分、3分と話す人がいるんです。それはもう面接ではなく、演説です。
ですから、少し足りないかなと思っても、端的に話を切ってください。
そうすれば、面接官は聞きたいことがあればまた質問してくれますので、そこで答えていくと対話が生まれ、テンポも良くなっていきます。
回答は端的にということを、事例問題では最後に意識してみてください。
【筒井】
わかります。
事例問題の模擬面接をやっていて、とても多いと感じます。
たとえば「この状況における課題を指摘してください」と言われたときに、全てのことを言おうとする方が、最初のうちは結構いますもんね。
それだと面接官も、「今そこまで全部話さなくていいんだけどな」という違和感やざらつきを感じてしまうと思います。
特に事例問題では、長くなりすぎないように気をつけてほしいと思います。
4つ目の型|指導経験を棚卸しする


指導経験と聞いて、「あっ」と思い出した方もいると思います。
後輩への指導や部下への指導を、エントリーのときに職務経歴書に書いた方もいるでしょう。
「だから、それを面接で話せるようにしてあるので大丈夫だ」と思っている、そこのあなた。
そのままでは地獄行きかもしれませんよ。
皆さんは主任を目指しています。
主任ということは、入庁した瞬間から即戦力で、すでに後輩が何人もいる状態です。
そうなると、部下や後輩への指導エピソードは1つだけではなく、2つ、3つと、いくつあってもいいんです。
特別区の試験では「他には?」と聞かれることが多いですから、指導エピソードは最低3つ準備しておくといいと思います。
【筒井】
指導経験、育成経験は、いくつあってもいいですからね。
佐藤講師の体験談|面接で話した指導経験

【筒井】
佐藤先生のご経歴だと、教員時代のお話になるのかなと思うのですが、いかがでしたか?
【佐藤】
私は小学校の教員として、たくさんの後輩教員の指導、育成に関わっていたので、その話をした記憶があります。
教員は、4月1日から担任をやらなければいけなかったりします。
そういう意味で、新人さん、大学を卒業してすぐの人はとてもつまずきやすいのです。
放課後に、教室の机に突っ伏して泣いていたりするんです。
授業がうまくいかなかった、喧嘩の仲裁ができなかった、といったところに行って、指導といいますか、サポートした記憶があります。
皆さんの参考にもなると思うのでお伝えしますが、教えるやり方と、待って引き出すやり方、いわゆるティーチングかコーチングかという考え方がありますよね。
私は両方試してみて、両方うまくいかないと感じたんです。
教え込んでいくと、指示待ちになってしまったりする。
でも、本当につまずいている初心者は、待っていても何も起きないんです。
では、ティーチングでもコーチングでもなく何がいいのかと言ったら、ランニング、つまり一緒に伴走することだと思うんです。
たとえば次の日の授業をサポートして一緒に授業をしたり、一緒に子どもの指導に入ってみたりする。
それを見ることで後輩が学べて、自然とできるようになっていく。
ティーチングとコーチングの間のようなことができるのではないか、という話をしました。
結構いい話でしょう。
【筒井】
良いお話ですね。きっとウケたのではないですか。

2級職の面接を受ける方へのメッセージ

【筒井】
これらを参考にしていただくだけで、合格率を高めていくことが必ずできますので、ぜひ繰り返し読み返していただければと思います。
最後に、2級職を受ける皆さんに向けて、佐藤先生から一言お願いします。

【佐藤】
家庭が忙しいなど、いろいろな事情がある中で、一念発起して特別区を目指し、この面接試験までいらっしゃいました。
その努力や大変さは、他の人には想像もつかないものだと思います。
だからこそ、皆さんの魅力や実力が、ちゃんと面接で伝わってほしいと思います。
これは試験であり、勝負ですから、伝わらなければ意味がありません。
どうしても伝わってほしいので、今回は4つの型をお伝えしました。
必ずご自身で復習していただいて、必要ならば読み返していただいて、事例問題の動画もぜひご覧ください。
そして、十二分に皆さんの思いと能力、魅力を、当日試験会場で伝えてきてください。
頑張ってくださいね。
【筒井】
ありがとうございます。
佐藤先生も私も、そしてGravityの講師全員が、皆さんの成功と最終合格を祈っています。
ぜひ自信満々で、当日の2級職の面接に挑んでください。
なお、2級職に合格するためにすべきことについては、下記の記事で詳しく解説しています。

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