【特別区経験者採用】希望区の選び方|募集人数が多い区を選ぶべき?

公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityの奥田です。

今回のコラムでは「特別区経験者採用 希望区の選び方」というテーマについて解説していきます。

特別区経験者採用では、エントリーシートにあたる職務経歴書を提出する時点において、希望区を3つ選ばなくてはなりません。ここで受験生の皆さんが悩むのが「どの区を選ぶのか?」という問題です。

とくに、

「募集人数が多い区を選ぶべきなのかな…?」

と考えてしまう人が多いでしょうから、この辺りについてお話したいと思います。

募集人数は気にしない

結論から言いますと、希望区を選ぶときに、募集人数を気にする必要はありません。

というのも、皆さんが「募集人数が多い区を選ぶべき」だと考えている理由って、

「募集人数が多いってことは、自分もその中に滑り込みやすい」
「自分が合格する可能性が高まるんじゃないか」
「だから募集人数が多いところを選ぶべき」

ってとこだと思うんですね。

ただ、ここについて言えるのは、募集人数が多い区を選んだから合格率が上がるわけではない、ということです。

なぜなら、皆さんがそう考えるということは、他の受験生も同じように考えるわけで、結局同じ区を希望するライバルも多くなるからです。つまり、募集人数が多くても、沢山の受験生がそこを希望すれば競争は激しくなると考えられるので、合格率が高まるとは一概には言えません。

なお、この点については筒井先生も公式HPで言及しておりますので、併せてお読みください。

「入りたい区」を希望区にすべき

何より、募集人数が多いという理由だけで希望区を選択すると、

「正直ここの区で働きたいとは思わないんだよなぁ…」

と思いながら試験勉強を続けることになります。そんな状態で、試験勉強を長い間続けられるでしょうか?かなり難しそうな気がしますよね?

だからこそ、私としては、募集人数で希望区を選択するのではなくて、

「ここに絶対入りたい!」
「ここに採用されたらすごく嬉しい!」
「試験勉強のモチベーションがどんどん出てくる!」

つまりは「本当に入りたい区」を希望区として選ぶべきだと思います。

とくに特別区経験者採用においては、最終合格した上で、区面接でも油断しなければ、どこかしらの区から内定をもらえる可能性が高い(2022年からはトレンドに変化が生じていますが…)。だからこそ、入口の時点では、あえて募集人数が多い区を選ぶ必要はないと言えるでしょう。

Gravityの合格者も、その多くが希望区から内定をもらっています。募集人数が若干名の区であろうが、5名の区であろうが、入りやすさに大きな違いはありません。

だからこそ、純粋に「本当に入りたい区」を希望区として選び、その熱を糧にして試験対策に励んでほしいと思います。

なお、希望区選びについてはGravity講師の森田りさ先生が非常に優れた記事を書いてらっしゃいますので、下記のリンクから一読することを推奨いたします。

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