【特別区経験者採用】やってはいけない筆記試験対策

はじめまして。公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityの奥田です!

こちらの記事では、以下のYouTubeの内容を文字起こししてお届けします

Youtubeの文字起こし

本日は、「特別区経験者採用・やってはいけない筆記試験対策」について話していきたいと思います。

私は特別区経験者採用を指導していて、多くの受験生と接してきて思うのは、せっかく一生懸命に強い意欲をもって試験対策に励んでいるにもかかわらず、不合格になってしまっている方が多いということです。

皆さんの中には、予備校に通ってしっかり授業も受けた。問題集を使ってたくさん問題を解いてきた。けど、不合格だったという方もいるのではないでしょうか。

そして、受験生の中には、不合格となった原因を自分の能力だと思っている方も一定数存在します。

ただ、これは間違いです。

特別区経験者採用試験の筆記試験は、生まれ持った才能・天才的な能力で合否が決まるわけじゃない。

「適切な準備」をしてきたかどうかで合否が決まるんです。

今日の話を聞けば、多くの受験生がやりがちな「筆記試験対策の失敗パターン」を学ぶことができます。

もし、あなたが「無駄な対策はしたくない」と思うのであれば、ぜひ最後まで記事をご覧になってください。

やってはいけないこと

「特別区経験者採用の筆記試験対策で絶対にやってはいけないこと」、それは、「教養試験対策に没頭すること」です。

筆記試験で不合格となった方の中には、「時間・体力・やる気」という3つの貴重なリソースを「教養対策」にぶち込んでいる方が非常に多い。

もうすでにご存じの方もいるかもしれませんが、特別区経験者採用試験において教養試験は「足切り」にしか使われません。

そして、その足切りラインは13~14点。

全35問中の約4割を得点できれば問題ないわけです。

そして、8割や9割などの高得点を獲っても合格率があがるわけではありません。

あくまで足切りとして利用されるのが教養試験です。

つまり、特別区経験者採用試験の筆記試験の合格に当たって重要となってくるのは「論文試験」ということになります。

達成感

大切なので繰り返します。

筆記試験の合格に必要なのは、教養試験ではなく論文試験。

では、なぜ多くの受験生が教養対策に没頭して不合格となってしまうのか。

そこには大きく3つの理由があります。

1つ目は、達成感があるからです。

受験生も論文対策が重要というのはよくわかっている。

けど、仕事が終わって帰宅したあとに論文のネタを調べたり論文を書いてみるのは体力的にもつらいんですね。

それよりも、教養試験の問題を1問でも解くほうが体力的にも気軽にできるし、すぐに答え合わせをして解けていると達成感を得ることができる。

一方、論文はすぐに達成感を得ることができない。だから、受験生の多くが目の前の気軽にできて気軽に達成感を得られる教養対策に取り組んでしまうんですね。

予備校のカリキュラム

2つ目は、予備校のカリキュラムが教養対策中心になっているからです。

予備校によっては、授業の回数が全部で100回・200回あるうち、論文の講義の回数が3回とか5回とかであり、ほとんどが教養試験対策になっているところもあります。

ですので、予備校に通ってカリキュラムに従っていたら、いつの間にか教養対策ばかりに取り組んでいたということが起きるわけです。

受験生の勘違い

3つ目は、受験生の勘違いです。その勘違いとは、教養試験の点数が高いほど合格率が上がるという勘違いです。

ここは冒頭にも説明したとおり、教養試験は足切りにしか使われません。

気になる方は、昨年の受験案内などを読んでみてください。

他の公務員試験と同じように、特別区でも教養試験は高得点のほうがいいという勘違いによって、ひたすら教養試験に励んで論文が疎かになっている場合には、注意が必要です。

今日の話をまとめますと、特別区の筆記試験対策で「教養試験」への対策に没頭している受験生は非常に注意が必要です。

もちろん、教養試験をしなくていいと言っているわけではありません。確実に足切りラインを突破できるレベルまでは、絶対に対策が必要です。

ただ、やみくもに教養対策に没頭することだけは避けていきましょう。

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