本日は「特別区経験者採用に学歴フィルターは存在するのか」というテーマで話していきたいと思います。
このテーマについては、やはり悩んでいる受験生も多いですよね。いくら論文対策や面接対策を頑張っても、「学歴が影響するのか？」と気にされている方がいるかと思います。そこで、私たちがこれまでの経験やデータに基づいて解説をしていきたいと思います。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
では早速、筒井先生、特別区経験者採用に学歴フィルターは存在するのでしょうか？
はい。結論からお伝えしますが、特別区には学歴フィルターはございません！
これを見てくださっている皆さんの中には、「やっぱりフィルターってあるんじゃないか」「それならもう諦めようかな…」と考える方がいらっしゃるかと思います。ある種、フィルターが存在するのではないかという錯覚にとらわれている方も多いかもしれません。しかし、それはよくないですね。本当にこれはもう、ミッキーのフィルハーマジックならぬ“フィルターマジック”ですよ！
もしもそんなフィルターがあれば、いわゆる学歴に少し自信がない方々が合格するはずがありませんよね。でも、実際はどうでしょうか。毎年、Gravityでは高卒の方や専門学校卒の方も合格しています。
例えば、高校を卒業してすぐに働き始めた方や、大学に進学したものの家庭や経済的な理由で中退し、働き始めた方もいらっしゃいます。また、専門学校を卒業して調理師や栄養士として働いていた方が、事務職を目指して受験しているケースもあります。
つまり、もし学歴フィルターがガチガチに存在するのなら、そんな合格者が出るはずがないんですよね。でも実際には合格者が出ているわけです。
Gravityの合格実績からも、学歴に自信がなくても確実に特別区に合格できると私は確信しています！
筒井先生がおっしゃったように、まさに高卒や専門卒の方でも特別区経験者採用で合格者が出ています！
また、もう一つ受験生が気にするポイントとして、大卒でも「有名大学や難関大学を出ていないと合格しにくいのでは？」と心配する方がいらっしゃいます。しかし、ここについてもはっきり言えるのは、影響はありません。
Gravityの過去3年間のデータをご紹介します。昨年、1級職事務で3位合格者が出ましたが、この方は音楽大学の卒業生です。また、1級職で8位合格の方は京都産業大学の卒業生です。決して超難関大学というわけではありませんよね。
さらに一昨年を見ると、Gravityで17位合格した女性は文教大学の卒業生、20位合格の男性は神戸学院大学の卒業生です。神戸大学ではなく神戸学院大学です。正直、関東で暮らす私もそういう大学があると知りませんでした。また3年前を見ると、1級職で8位合格した男性は東洋大学の卒業生です。
このように、特別区では必ずしも有名大学や難関大学の出身者でなくても、上位で合格できるということが示されています。
ただし、学歴は関係ないとはいえ、今紹介した合格者たちに共通していたのは、必死に努力していたという点です。Gravityのカリキュラムは非常に充実していますが、論文対策も面接対策も、彼らはしっかりと消化し、努力を惜しみませんでした。そういった面で、特別区は学歴に関係なく、正しい戦略、正しい努力、正しい対策があれば合格できる試験です。
ですので、学歴を気にしている方も少しでも興味があれば、自信を持って試験に挑戦していただきたいと思います！
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