本日は「特別区経験者採用1級職と2級職の難易度の比較」というテーマでお届けします。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
早速、筒井先生の見解を教えてください!
基本的には2級職のほうが難易度は高いと考えます。
【筒井】
そう考えるのには3つ理由がありますので、それぞれご案内して参ります。
1つ目は倍率です。どの年の特別区経験者採用の分析をしても、基本的には2級職のほうが倍率が高めに出ています。もちろん、倍率が即座に難易度を示すわけではありませんが、競争相手が多いというのは競争そのものがタフになるということですので、倍率の観点からは2級職のほうが難しいと考えます。
2つ目は事例問題の存在です。これは2級職でしか実施されない特殊な試験です。面接試験の冒頭に、職場事例、つまり「今あなたはこういった職場で○○という職に就いている」といった状況で「あなたならどうするか」という事例式の問題を解かなくてはいけません。これについて知らない人も多いのですが、毎年実施されているため必ず対策が必要です。しかし、独学では対策が難しいため、準備不足のまま挑む人が多いのです。事例問題は面接冒頭に行われるため、この出来・不出来は面接全体の雰囲気に大きく影響するでしょう。こういった特殊な試験があるのも、2級職の難しさですね。
3つ目は競争相手の質です。2級職は1級職と比較して年配の受験生が多く、社会人経験が長くて、深いエピソードを持っている人が多いです。そういった方々と互角に戦わなくてはならない訳です。1級職の場合は若い受験生が多く、社会人経験が浅いため、深掘りされることは相対的には少ない(もちろん深掘り自体は多いのですが…)ですが、2級職では「経験してきた」という前提で質問されることが多い印象を受けます。こういった点からも、難易度が高いと感じますね。
以上の3点から、私は他の条件が一定であれば2級職の方が難易度が高いと考えます。
奥田先生はどのようにお考えでしょうか?
やはり2級職のほうが難易度は高いと感じますね。
【奥田】
しかし、私から1つアドバイスがあります。
多くの受験生は単純な倍率だけで1級と2級のどちらを受けるか決めがちですが、倍率だけで受験する級を決めるのは避けたほうがいいです。
というのは、難易度が社会人としての個人の特徴や経験に依存するからなんですね。
例えば、社会人20年目で現在課長をしている人が1級職を受けると、確かに1級職は倍率が低いですが、面接で「なぜ2級ではないのか」と詰められます。
実際に、過去に市役所で15年勤めていた方が「倍率が低いから合格しやすい」と1級職を受けたところ、面接で「なぜ2級ではないのか」「昇進意欲がないのか」と追及されました。
個人の経験や勤務年数、役職によって、1級を受けるべきか2級を受けるべきかの基準が変わります。人によっては1級を受けることで難易度が高まることもありますので注意が必要です。
今日の情報を参考にして、自身が1級職を受けるのか、2級職を受けるのかを検討していただければと思います。
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