【特別区経験者採用】育休中・育児中でも合格できる?

はじめまして。公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityの奥田です。

今回のコラムでは「特別区経験者採用 育休中・育児中でも合格できる?」というテーマについて解説していきます。

Gravityで開催している各種セミナーにおいて、とくに女性の方からの質問が多いところですね。具体的には、

「現在会社で育休を取っているんですけど、育休中に特別区を受験して合格できるんでしょうか?」
「子どもがまだ1歳で小さいんですけど、残業ができなさそうとか、そういう理由で落とされてしまうでしょうか?」

こういった質問が多い印象です。ですので、この辺りについてお話していきたいと思います。

育休中でも合格できる?

まずは「育休中でも合格できるのか?」という点ですが、結論から言えば合格できます。

実際、Gravity受講生の中には、育休中で特別区に合格した人がおります。

その方は30代半ばぐらいの女性だったんですが、育休中ということで、自由に使える時間が比較的多かったんですね。そこで、時間があるうちに転職活動に取り組みたいということで、育休中に特別区経験者採用を受験し、見事合格を果たしました。

この方以外にも、育児をしながら特別区に挑戦し、合格を勝ち取っているGravity受講生は少なくありません。下記のnoteでは、その方々の体験談(合格体験記)を掲載しているので、ぜひ読んでみてください。

ただし、注意したいのが「育休中の場合は面接でかなり突っ込まれる」点ですね。つまり、育児をするために休暇を取得しているのに、その間に転職活動をしているとなると、厳しい面接官はやはり突っ込んでくるわけです。

とはいえ「突っ込まれる!」ことが想定できるのならば、切り返しを準備しておきさえすれば大丈夫、ということも言えそうですよね。実際、切り返しの内容については私や他の講師とも一緒に回答を練り上げました。その結果として、無事に面接を突破できたわけです。

このように、育休中であっても、入念な面接対策さえ行えば、特別区に合格することは十二分に可能です。

その他のツッコミ

次に考えられるツッコミとして、小さいお子さんを育児中と言うと、

「残業はできるんですか?」
「休日出勤を頼まれたときには対応できますか?」

などと聞かれる可能性があります。

しかし、ここについても「説明の仕方次第」だと言えるでしょう。

例えば「ちょっと残業は無理です…」とか「休日出勤は厳しいかもしれません…」という回答は望ましくありません。

やはり、

「近くに住んでいる実家の協力もある」
「民間の育児サービスも利用していきたい」
「夫と分担して育児に取り組んでいるので大丈夫です」

など、面接官に安心感を与えられるような、ポジティブな回答を心掛けることが大切です。

ということで、不安を感じている方も大勢いると思いますが、育休中であっても、育児中であっても、合格を勝ち取ることは十二分に可能です。

特別区への転職を目指して、是非頑張ってくださいね!

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