【特別区経験者採用】正しい参考書の使い方

どうも、公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityの奥田です!

今日は「特別区経験者採用 正しい参考書の使い方」というテーマについて、お話したいと思います。

皆さんの中にも、数的処理とか社会科学の参考書を買ったよ、とか。予備校に入ったので、そこの参考書を使い始めてるよっていう方もいると思います。

ただですね、受験生に話を聞いてみると、少し非効率な使い方とか、あまりよろしくない使い方をしてる方が結構いる印象を受けます。

そこで今日は、皆さんに、正しい参考書の使い方を紹介していきたいと思います。

ページ順にこだわらない

では、結論からお伝えしましょう。

「特別区経験者採用に特化した参考書の使い方」としては「まずは過去問を見て、過去問で出ている分野から逆算して参考書を使う」ことですね。

まずここで強調したいのが、参考書を「1ページ目から、2ページ3ページと、ページ順にやっていこうなんて考えなくてOK!」ってことです。

皆さんも、中学生とか高校生のときには、参考書を1ページ目から順に勉強していたのではないでしょうか?このやり方は、幅広い内容について体系的に学ばなければならないときには、確かに有効な方法です。

しかし、今の皆さんには、まず第一に仕事がある。第二に、人によっては家庭のことがある。第三に、プライベートも色々用事がある。

このように、とにかく忙しい社会人の場合、1ページ目から順に勉強していくのでは、時間がいくらあっても足りなくなってしまうでしょう。勿論、時間があるんだったらいいんです。ただ、受験生を見ていると、子育てや介護で忙しい受験生が非常に多い。

だからこそ、まずはページ順にこだわらずに勉強を進めていきましょう。

過去問から逆算せよ

その上で、まずは過去問10年分ぐらいを見て、どういう問題が出てるのかを片っ端からチェックしてみてください。

実際に解かなくてもいいんです。まずはどんな問題が出ているのか、どういう分野が出ているのかをしっかり見てみましょう。

例えば、数的処理は毎年16問出題されています。過去10年分だと160問になりますね。

この160問をざっと見ていくと「こういう計算問題が出るのか」「こういう図形の問題も出るのね」というのがすぐにわかります。例えばですが「暗号の問題が毎年出てる!」というのも、過去問をざっと見ればわかるでしょう。

このようにして、どういう分野から問題が出るのかがわかったら、その分野から参考書で対策していけばいいんです。例えば、よく出る分野が自分の参考書の50ページに載っているのであれば、1~49ページは一旦飛ばして、50ページから勉強するんです。つまり、つまみ食いでやっていけばいいわけですね。

時事問題対策

時事問題対策についても触れておきましょう。ここについて「新聞を毎日読む」という対策方法を勧めている人もいますが、私はあまりおすすめしないですね。

というのも、新聞は毎日読もうとするとかなりの量になりますし、覚えようとしても、正直1回読んだだけでは覚えられないんですね。

ですので、仮に新聞を使って対策を進めていくにしても、その前の段階で、過去に出題された時事問題を10年分確認してみましょう。特別区経験者採用の場合は毎年6問出題されますので、合計60問ですね。

この60問をしっかり確認すると、出題の傾向が見えてきます。例えば「ノーベル賞の受賞者」「芥川賞の受賞者」「国の予算」から出題されることがわかる。

そして、そういった傾向がわかるようになると、新聞を読むときにも「これは過去に出題されてるトピックに近いぞ!」とか「ここは全く聞かれてないトピックだ」というのが判別できるようになります。

ちなみに、時事問題対策については下記の記事でも徹底解説しています。

過去問10年分

ということで、過去に何が出てるのかをわかってから勉強する方がやっぱり効率的ですね。ここについては、社会科学や自然科学、人文科学でも同じことが言えるでしょう。

さて、特別区経験者採用の過去問ですが、特別区人事委員会の公式HPに掲載されています。ただし、残念ながら、掲載されているのは過去3年分だけなんですね。

ただし、例えばGoogleで「特別区 経験者採用 過去問」あるいは「特別区 経験者採用 過去問 解答」と検索してみると、過去10年分以上の問題を掲載してくれているサイトもあります。解答もセットで掲載してくれているので、こういったところからダウンロードしてみましょう。

その上で、この記事で説明してきたように、どんな分野からどんな問題が出てくるのか、まずは傾向を把握する。そして、その傾向を踏まえた上で、頻出の分野や問題について、参考書で勉強するのが最も効率的でしょう。

忙しい社会人の場合、効率性を意識することはとても大切です。今日の話を参考にして、教養試験で足切り・ボーダーをしっかり超えられるように対策を進めていきましょう。

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