どうも、公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityの奥田です!
こちらの記事では、以下のYouTubeの内容を文字起こししてお届けします。
YouTubeの文字起こし
本日は、「特別区経験者採用・教養試験対策の勉強時間」というテーマで話していきたいと思います。
勉強を始めたばかりの受験生からは、毎年のように「教養対策は何時間くらい勉強すべきか」、また、「合格者は教養対策にどれくらい取り組んでいるのか」といった質問を受けています。
ですので、今日は、皆さんが効率的で無駄のない学習を進められるように「教養試験対策の勉強時間」についてアドバイスしていきたいと思います。
教養対策にどれだけの時間を充てるべきか悩んでいる受験生は、ぜひ最後まで記事をご覧になってください。
では、説明にいきましょう。
この記事を読んでいるあなたが教養試験対策にどれだけの時間を充てるべきか。
それは、人によって異なります・・・。
ここでがっかりしないでくださいね!
やはり、「どれだけの時間を学習すべきか」は、受験生によって、さらに言うと、現時点での学力によって、大きく異なります。
ですので、今日の記事で私から強く伝えたいのは、まずは現時点での学力(現在の得点力)を把握しようということです。
現時点での得点力が分からないと、効率的な学習計画は立てられません。
このため、参考としてお伝えすると、我々Gravityにおいては、入会者には教養試験の過去問をまずは1年分解いてもらい、点数の報告を必ずしてもらっています。
そして、現時点での点数と目標点を明確にしてから、この間を埋めるための学習の計画やスケジュールを決めています。
つまり、現時点での点数(得点力)が分からないと、具体的な戦略や計画を立てられないということです。
ぜひ、この動画を観ている皆さんは、自分が何時間勉強すべきかと悩む前に、自分が現時点でどれだけ得点できるのかを把握してほしいと思います。
このため、まずは少なくとも1年分の過去問を解いてみてください。
そして、もし現時点で全35問中の7割以上にあたる25問以上を得点できているのであれば、今後、教養対策はほとんど不要でしょう。
また、もし過去問3年分を解いてみて、毎回5割以上(18点以上)を得点できているのであれば、教養試験の足切りラインを余裕で突破できていますので、現時点での学力が衰えない程度の学習でОKです。
一方、現時点で点数が10点に届かない場合には、1日1時間~1時間半などまとまった学習時間を確保することが不可欠となってきます。
このように、まずは過去問を解いて、現時点での得点率を把握した上で、自身の学習スケジュールを立てていきましょう。
特に、学習スケジュールを立てる上では、正答率5割となる「18点」を目指していくのがよいと思います。
この点数であれば足切りになることはないですし、試験本番でいくつかケアレスミスをしても、足切りとなる心配はありません。
一旦、ここまでの話を整理すると、まずは過去問を解いて、現時点での得点率を把握してください。そして、その現状を踏まえて、確実に正答率5割(18点)を得点するにはどの科目をどれだけ学習すべきかを逆算して考えていきましょう。
さらに、もう1点私からのアドバイスがあります。
それは、定期的に1年分の過去問を解いてください。オススメは1か月ごとに1年分の過去問を解くことです。
その理由は、自身の成長や得点率を客観的に把握するためです。
この得点率の変化によって、皆さんが教養試験対策に投入する時間が変わってきます。
つまり、最初は教養対策に1日1時間取り組んでいた場合でも、過去問を解いて18点以上を得点できるようになった場合には、教養試験の学習時間を減らし、論文対策に励むべきだからです。
得点率の上昇に応じて教養対策の学習時間を減らし、論文対策の時間を確保していくことが、1次試験対策の王道だと言えます。
このため、皆さんには少なくとも1か月に1回は教養試験の1年分の過去問を解いてほしいと思います。
そこでの得点率の変化によって、今後の教養対策の学習時間を修正していけば良いでしょう。
逆に、やってはいけない学習方法は、教養の得点率が6割や7割を超えているのに、ひたすら教養対策に励んでしまうことです。
学習を継続することも大切ですが、教養対策については、学力(得点力)の変化に応じて対策に充てる時間を修正していきましょう。
すでに予備校に通っている方でも、単に与えられたカリキュラムに従っていくのではなく、戦略的に教養対策を進めていくことが重要です。
今日の話を参考にして、効率的で無駄のない教養対策を進めていってください。
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